2004年 09月 18日
栗ご飯と"曲げわっぱ"の弁当箱
b0005708_16532437.jpgきょうは日中、安曇野をバイクでぶらぶらと走ってきました。

写真は事前に、HPの共同運営者である"わらぼっち"が用意してくれた栗ご飯のお弁当です。

弁当箱の方ですが、「曲げわっぱ」とか「横めっつ」、「めんぱ」などと呼ばれるものです。
長野県の木曽地域や秋田県角館などで作られているものが知られていますが、もともとは山仕事をする際に用いられた弁当箱で各地で作られていました。

写真のものは福島県の檜枝岐(ひのえまた)村で購入したものです。
材質はネズコで、桜の皮で編んで止めてあります。
フタや底の板も周りから木釘で固定してあり、接着剤や塗料は使用されていません。
この作りでたしか一つ3000円しなかったように思います。

全国各地で「曲げわっぱ」を見ているのですが、ウレタン塗装や接着剤を使用したものがこれよりはるかに高い価格で売られているのをなんども見かけました。

かつて重労働の山仕事に行く際は、フタにも本体にもギュウギュウにご飯を詰めたそうです。
フタと本体を合わせた時に重なる部分がほとんど無いことから、こうしたご飯の詰め方を「毛抜き合わせ」と言ったとか。

山仕事では、
朝食抜きで仕事を始めて午前10時に1回目のご飯。
このときはフタに詰めたご飯を、焼き味噌を塗ったりしてかきこむようにして食べる。
午後2時頃に2回目のご飯。
空いているフタに味噌汁などを入れて(漏れません)、今度はゆっくりと食事をとる。
・・・というのが昔のやり方だったようです。

こうした「曲げわっぱ」の弁当箱は保温性や吸湿性に優れていて、ほかの容器とはご飯の美味しさが違います。
わが家の実用的な「お宝」の代表格と言っていいかもしれません。

写真で弁当箱の下に敷いてある青と緑のバンダナは、アイヌ文様を活かして作品を作り続けている"チカップ美恵子"さんがデザインしたものです。
こちらは阿寒湖畔のアイヌコタンで買いました。

「曲げわっぱ」の弁当箱については、こちらもぜひご覧ください。
『わらぼっちの安曇野菜園日記番外篇・九州ツーリング記・「息抜きコラム・キャンプ中の食事」』
(別ウインドウで開きます)
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by azumino_sky | 2004-09-18 17:38 | その他(↓タグ分類有り↓)


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